総務省:第三者によるIP電話等の不正利用に関する注意喚起
総務省のサイトに下記のとおりの注意喚起が出ている。
第三者によるIP電話等の不正利用に関する注意喚起
総務省:2015年6月12日
http://www.soumu.go.jp/menu_kyotsuu/important/kinkyu02_000191.html
関連して下記のような記事が出ている。
IP電話で高額請求被害 回線乗っ取り国際通話
産経ニュース:2015年6月12日
http://www.sankei.com/affairs/news/150612/afr1506120014-n1.html
IP電話がハイジャック可能なことは随分以前から指摘されてきたことだし,私もそのような立場で記事を書いてきた。したがって,常識に属する。別に驚くべきことではない。
かくして,審議会等において「絶対に破られることはない」と関連委員が述べた技術の中で「やっぱり・・・」という事例がまた一つ追加されたことになる。
マイナンバーも当然にそうなる。
「そうならない」と考える人は,シナプスが蛋白凝固を起こしているのか,または,詐欺罪で起訴されるべき者なのだろうと推定している。
ゆえに,後になって世間から批判を受けたくなければ,こうい言うべきだ。「現在想定可能な事態に対する最善の努力は尽くす。しかし,破られるときは全部破られる。例外はあり得ない。それでも実行するかどうかは,政府の判断であり,政府が責任を持つべきことだ・・・」と。
こういうことをこれまでずっと述べ,そして,こういうことを書いてきた。その結果,これ以上ないというくらいにほされてきたけれども,それでも私は生きている。裕福になれる可能性はゼロになった。しかし,私は,少なくとも自分自身に対して嘘をつくことはなく,述べたいことを述べ続ける人生を送ることができた。満足すべき人生というべきだろう。
他方において,当時,「絶対大丈夫」と言い張った人々の中には,自殺した者もあるし,末期ガンで苦しんでいる者もあるし,様々な艱難辛苦に見舞われている者もあるし,事実上の人格崩壊者になった者もある。無論,今でも権勢をふるっている者もあるが,明日はどうなっているのか誰もわからない。
天網恢恢疎にして漏らさず。
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