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2015年6月 5日 (金曜日)

小泉直樹・田村善之編『はばたき-21世紀の知的財産法 中山信弘先生古稀記念論文集』

下記の書籍が間もなく刊行される。

 小泉直樹・田村善之編
 はばたき-21世紀の知的財産法 中山信弘先生古稀記念論文集
 弘文堂 (2015/6)
 ISBN-13: 978-4335356421
 http://www.koubundou.co.jp/book/b200253.html

私は,中山先生の弟子ではないし,出身大学も異なる。

しかし,これまでの人生の中で,中山先生には随分とお世話になり,現時点でも中山先生を研究代表者とする大型研究プロジェクトに参加し,その研究費で書籍を購入することができるというとてもありがたい状況にある。

そういう事情があったことから,金子敏哉先生等からお誘いを受け,この記念論文集に小文を寄稿することにした。「本草特許」というタイトルの論説がそれだ。

原稿は,締め切り期限を厳守して2014年4月までに提出したのだが,論文集全体の編集作業に1年を要したため,原稿起案時点から既に1年以上を経過してしまった。

また,寄稿する論説原稿の制限字数が1万5000字で,ほとんど何も書けないことが予めわかっていたので,各論的なものは別のところで発表することとし,総論部分だけを書くことにした。そして,その後,各論部分に該当する論説等をどんどん書いて発表してきた。

今回,「本草特許」がやっと日の目をみることになったわけだが,各論として様々な媒体上で書いてきたものを合計すると50万字をはるかに超える分量になってしまった。そこで,編集者と連絡をとり,2015年3月ころまでに公表されたものについては,脚注の一部に書誌情報を追加して挿入するということで対処することにした。

こういうわけで,各論部分が先に出て,総論部分が一番最後という奇妙なことになってしまっているのだけれども,これだけ大きな論文集となると編集作業が長期化するのはやむを得ないことでもあるので,そういうものだと考えて納得することにした。

なお,私は,この本の現物をまだ入手していない。近々に届くだろうと思いながら,待っているところだ。

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