首相官邸に生物化学兵器もどきとスパイ装置もどきを装備したドローン(無人ヘリ)が無許可着陸
下記の記事が出ている。
首相官邸にドローン ヘリポートに墜落か確認急ぐ
産経ニュース:2015年4月22日
http://www.sankei.com/affairs/news/150422/afr1504220016-n1.html
昨日の授業のあとで数人の学生との間でこのことが話題となった。
私は,鳥獣保護法等の関連法令を全面改正し,かすみ網とトリモチを全面解禁すべきだと考えている。首相だけが例外的に守られるべきではない。全国民が守られるべきだ。
その結果として鳥類がひっかかって死ぬことはあるだろう。
しかし,鳥類が減少または絶滅することを防止するために日本国民が絶滅してしまうほうを選択するのが合理的なことかどうか,よく考えてみるべきだと思う。そして,鳥類優先を選択した場合,(野鳥の会の会員も絶滅してしまっているので)誰も責任をとることがないという一般法則がここでも適用されることになる。
私は,国家政策としては,ドローン規制を急ぐべきだと考えているけれども,そのような法規制というものは,最初から法令を遵守する気のない者に対しては全く無意味な方策なので,物理的な防衛策(自政策)が必要なのだということを述べている。
ちなみに,100㏄程度のペットボトルに詰め込むことのできる分量によって東京都民を完全に絶滅させることのできるだけの威力をもった生物化学兵器は現実に無数に存在する。
この関連のことについても夏井高人「サイバー犯罪の研究(五)-サイバーテロ及びサイバー戦に関する比較法的検討-」で既に基本部分を全て述べ尽くしているのだが,全く注目されていないようだ。
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