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2015年4月30日 (木曜日)

医療用外科手術ロボットは容易にハック可能?

下記の記事が出ている。

 Remotely operated surgery robot is easy to e-hijack, researchers find
 Naked Security: April 29, 2015
 https://nakedsecurity.sophos.com/2015/04/29/remotely-operated-surgery-robot-is-easy-to-e-hijack-researchers-find/

類似の報告例は多数ある。

過去の例として,フィリップス社の医療機器がハック可能であるため理論的にはハッキングによる殺人が可能だとの報告もあった。

今後,類似の例は増えることはあっても減ることはないだろう。

つまり,証拠をほとんど残すことなく,リモートで殺人,傷害,放火その他の破壊行為を実行するような犯罪や戦闘行為やテロ行為が普通という時代になる。

まさに平時と戦時が常に共存する状況が更に悪化することになる。

[追記:2015年5月2日]

関連記事を追加する。

 Hackers can take over MEDICAL equipment: Security experts discover telesurgery robots are at risk from cyber attacks
 Daily Mail: 29 April, 2015
 http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-3060883/Hackers-MEDICAL-equipment-Security-experts-discover-telesurgery-robots-risk-cyber-attacks.html

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コメント

立山紘毅先生

医者の中には単なる広告塔になってしまっている人がいて,困ったものだと思います。当然,宣伝している高額医療機器類の製造会社等から高額のリベートを受け取っているのでしょう。だから,ますますもって高額の機器類になってしまいます。犯罪の一種のようなものです。

いずれ小さな町医者とか漢方医(中医)のような職業が復活するのではないでしょうか?


投稿: 夏井高人 | 2015年5月 1日 (金曜日) 11時13分

夏井高人 先生
 ご無沙汰しています。お元気でお過ごしでしょうか。こちらは、といえば、すでに12年になろうという長患い、どうやら完治は望めないということで付き合っていくほかはなさそうです。
 そういう人は田舎に行けば、高齢化に伴ってもっと大勢いるのですが、そんなところに限って遠隔医療機器のメリットを強調なさる「大都会のお医者様」を見かけます。

 私のようなねじけ者は「そうか、低所得で先の短い人は、もうお医者さんの手から脈を取ってもらうことも諦めろ」と考えています。

 まことに残酷な世です。

投稿: 立山紘毅 | 2015年4月30日 (木曜日) 23時43分

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