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2015年4月18日 (土曜日)

Googleがロボット軍編成を計画?-ロボット運用システムの特許出願

下記の記事が出ている。

 Is Google planning a robot army? Tech giant files patent for a 'plurality of devices' remotely controlled over the web
 Daily Mail: 16 April, 2015
 http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-3042184/Is-Google-planning-robot-army-Web-giant-files-patent-plurality-robotic-devices.html

軍というよりも,直接的には,現在では人間が担当している労働を全てロボットに置き換えるためのシステムを構築する際に邪魔になりそうな特許が出てこないように先行的に出願したものではないかと推定される。

特許上のロボットは,抽象モデルなので,現実の実装は多様であり得る。

工場労働ロボットや物品運送ロボットは,軍隊ロボットを運用するためのシステムと全く同じシステムで運用されることになるだろう。

結局,Google社は,社長を除き,全てロボット化される可能性はあり得るだろうと思うのだが,いつも書くとおり,究極的には1人の社長しか収入がなくなると購買力がゼロになるので商業が成り立たなくなるというモデルが常に妥当することになる。

平時の法だけを考える場合,自由競争により,新たな競争者が出現して購買力が発生することになりそうなのだが,これは机上の空論しか構築できない坊ちゃん・嬢ちゃん学者の妄想による完全な間違いだ。

暴力と破壊と絶滅しか起きないのではないかと思う。そこには,戦時の法さえ存在しない。カオスだ。

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