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2015年4月 6日 (月曜日)

David M. O'Brien, Privacy, Law and Public Policy

やっとのことで,Amazon経由で海外の古書店から下記の書籍を入手し,じっくりと読んだ。

 David M. O'Brien
 Privacy, Law and Public Policy
 Praeger Publishers (1979)
 ISBN-13: 978-0030504068

この書籍は,日本の超有名憲法学者の某超有名論文の中で何度も引用されている。引用されている箇所は特に詳しく精読した。

いずれもインチキだとわかった。某論文で引用されている頁には引用されている内容のことが書かれていない。

これまで,当該超有名論文の中で引用されている全ての外国文献と外国判例のテキストを収集し,精読し尽くした。いずれもインチキ引用だった。

この論文を無批判に引用している孫引き論文も,全て無価値なものだと断定する。

これだけ有名な憲法学者でも論文捏造をするのだということを100パーセント確定的に証明することができる段階に至った・・・が,武士の情けで,当該学者が亡くなるまで批判論文を公表するのはやめることにしておく。亡くなったら徹底的に叩き,全ての学問業績を全く無価値なものとして消滅させたいと思う。存在してはならない学者だったと思うのだが,それでも人間としての生存権はあるので,せいぜい長生きしていただきたい。

ちなみに,知り合いの某先生とこの件で意見交換をしたことがある。このインチキ論文に対する批判論文はあることはあるのだそうだ。しかし,某学会が一致団結して守っているので崩せないとのこと。

当該学会にも学問の自由があるので解散させることはできないが,私見としては,圧倒的多くのまともな学者のよりよい生存のためには,当該学会は存在しないほうが良い学会の一つなのだろうと思っている。当該学会の自浄作用により腐った部分を全部切除し,腐った学者はどんなに高名な学者でも全員除名処分とし,名誉ある学会として再生することを期待したい。

(追記)

目下研究中のテーマについて一応のまとめを出すことができたら,次はプライバシー論に関する論文を幾つか書こうと思っている。準備のために既にかなり多数の論文を読んでいるが,日本の論文の中にはインチキ論文が結構多い。他方で,海外の論文では,おおざっぱ過ぎて役に立たないものが少なくない。結局,内外の論文とも,信頼に値する論文は少ない。

プライバシー論をまとめた後は,40年以上の年月にわたり調査し続け,熟考し続け,構想を温め続けてきた律令国家論をまとめて論文として公表し,私の法学者としての人生のまとめとしたいと考えている。

定年まであと11年だ。それまで生き続けることができたなら,私の今後の著作は上記のようなものとなることだろう。

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