夏井高人「艸-財産権としての植物(2)」が刊行された
下記の論説が刊行された。
夏井高人
艸-財産権としての植物(2)
法律論叢87巻6号129~172頁
2015年3月24日
この論説中では,「土壌植物」という概念を提案してみた。
目次構成は下記のとおり。
一 はじめに
二 動産と不動産の定義
1 有体物と無体物
2 不動産と動産
2.1 封建制度の下における土地の重要性に関する見解について (以上87 巻2・3 号)
2.2 不動産のほうが動産よりも価値が高いという点について
(1) エネルギー資源
(2) 動産とみなされる無記名債権
2.3 土地は容易に移動しないという点について
3 土地の定着物
3.1 物体としての土地・土壌
3.2 土壌中に含まれる生物
3.3 植物の特性
(1) 有性生殖
(2) 栄養繁殖
(3) 法解釈上の留意点 (以上本号)
三 裁判例
四 考察
五 法の解釈適用上の課題
六 まとめ
なお,この雑誌は,在庫があれば,明治大学法学部事務室で購入することができる。
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