ある原稿の校正・・・
ある査読付き論文の募集に応募したところ,幸いにも査読結果Aの評価を得ることができ,掲載が決定した。
印刷ゲラ原稿が届いたので校正していたところ,妙なところがある。
原稿ミスかと思い,あわてて原稿を調べてみたところ原稿のほうには問題がない。
要するに,印刷原稿作成の段階で「抜け」が発生していたのだ。
他にもあるかもしれないと疑い,「棒読みちゃん」というフリーソフトをダウンロードし,自分で読み合わせをしてみたところ,他にもあった。更に精密に検査しなければならない・・・
実は,この投稿雑誌では,「校正なし」が原則になっている。昨年は実際にそうだったのだが,短時間の確認による修正は認められていたので修正した。ところが,実際に印刷されたものでは修正が反映されていなかった。どうしてそういうことになったのかは知らないが,世間的には私の責任ということになるのでやむを得ない。今年は,どういうわけか1週間の校正期間が与えられたので目下その作業と取り組んでいる。
睡眠時間を削って作業をしているので,今年は,校正の結果がちゃんと反映されることを祈るばかり・・・
それにしてもひどいミスだと思う。
印刷業者の段階での読み合わせチェックを全くしていないのだろうと思う。
この印刷業者は入札禁止にしたほうがよいと思った。
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