夏井高人「保久利-伝統的な有用植物の特定と法的課題」が刊行された
下記の論文が刊行された。
夏井高人
保久利-伝統的な有用植物の特定と法的課題
法律論叢87巻4・5号45~68頁
2015年2月20日発行
字数制限が厳しかったので,2万字程度の短い論文になってしまった。
残りの部分は,「胡蝶蘭と関連する特許出願」やまくさ65号80~123頁として先に発行されている。この論説と合体すると,本来予定していた論文の約半分になる。残りの半分は,2015年3月に刊行予定の論文となる。
なお,この論文の目次構成は,下記のとおり。
目次
1 はじめに
2 保久利(ホクリ)の解釈
2.1 『大同類聚方』の保久利(ホクリ)
2.2 『本草和名』の波々久利(ハハクリ)
2.3 『出雲國風土記』の百合(ユリ)
2.4 『訓蒙圖彙』の白蘭(ハクラン)
2.5 まとめ
3 法令の解釈・運用に与える影響-具体例による検討
3.1 シュンラン交配品種から抽出された化学物質の特許
3.2 チャボトケイソウの抽出物を有効成分とする毛髪形状制御剤の特許
4 結語
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