千田 稔『伊勢神宮-東アジアのアマテラス』
下記の書籍を読んだ。
千田 稔
伊勢神宮-東アジアのアマテラス
中公新書(2005/1/25)
ISBN-13: 978-4121017796
道教という切り口で検討を進めると,結局,同じ結論に達するということを理解させてくれる書籍だと思う。それだけ優れた書籍ということになるのだろう。納得度が高い。
雑感だが,先人が研究に用いた資料(史料)と同じ資料(史料)を用いている限り,結局,その外に出ることができない。
そういうわけで,今日もちょっとずつ比較的最近発見された漢簡や楚簡等に残された断片を読み進める・・・
明の時代の大規模なジェノサイドや更に古くは秦~漢の時代の四川攻略等により,古代の巴や楚や呉の文明の大半が消滅してしまった。今となっては,考古学上の発見を期待するか,辛くも生き延びた人々の子孫である少数民族の文化を理解する以外に適切な方法がなさそうにも見えるのだが・・・
また別の方法もありそうだということに最近気づいた。
がんばって勉強を進めたいと思う。
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