優先席
下記の記事が出ている。
優先席トラブルで電車運行妨害39回 61歳の男逮捕
カナロコ:2015年1月8日
http://www.kanaloco.jp/article/82518
優先席付近でのこの手のトラブルは私も見たことがあるが,さすがに運行妨害まで発展した例に遭遇したことはない。
しかし,今後は,社会全体の老齢化が更に一層進むので,殺傷事件が起きることも十分に考えられる。鉄道会社は,何らかの対応策を考えるべきだろうと思う。
それにしても,現在の状況では,優先席は少しも優先席になっていない。
頭の悪そうな兄ちゃんや姉ちゃんが優先席でスマホをいじっている光景が常態化している。きっと文字を読めないくらい頭が悪いのだろうと思っている。
優先席で大声で電話通話をしているビジネスマンもまだまだいる。会社の業務内容が車内に筒抜けになってしまうので,職務上の義務の重大な違反行為だと理解することができ,懲戒解雇が適切だと思っている。昨日もそのような例と遭遇した。「あ~~,この会社は,名前だけは立派だけれども,実はこんなにあくどいことをやっているんだ・・・よく逮捕されないものだ」と感心してしまった。そう思っていたら,「***にみつかったらみつかったでそのときだ。突っ込めるだけ突っ込め!」みたいな指示を出しているのが聞こえて,内心笑ってしまった。何だ,この会社は違法行為をしていることをちゃんと自覚しているじゃないか(笑)。その会社及び関連会社の人間とはおつきあいがないが,今後,何か機会があっても一切おつきあいしないことにする。
優先席の文字が読めなくなっている老人も少なくない。
かなり高齢者であることは間違いないのだけれども,優先席に腰かけたとたんに携帯やスマホを出していじり始める者を結構しばしば見かける。老化により文字が読めなくなってしまったのかもしれないと思いたいところだが,それにしては携帯やスマホをやっているので,文字は読めるのだろう。
一般論だが,人間は,若いときにダメ人間でも年齢を重ねると素晴らしく立派になるということが基本的にない(例外はあり得る。)。
もともと立派な人は高齢になっても更に磨きがかかるかもしれないし,逆に,もともとしょうもない者は高齢になると更に悪化し得る。
この点で,「高齢者は例外なく立派な人格者になる」といったようなことを学校で教えるのはやめたほうが良いと思う。それが理想の一つであることは否定しないが,事実は全く反する。神様のように立派な老人もいれば,鬼畜未満のしょうもない者もいる。様々だ。
子供達に嘘を教えてはならない。
常に,「平均値」なるものを絶対に信じることなく,個別に丁寧に事実を直視することの重要性を教えるべきだろうと思う。
いずれにしても,今後,とんでもないじいさんやばあさんが社会にくまなく跋扈する社会になることは,ほぼ間違いない。
認知症、25年に700万人 高齢者の5人に1人 厚労省、国家戦略で推計
共同通信:2015年1月7日
http://www.47news.jp/47topics/e/260827.php
そのしょうもない爺さんの中には私も混じっているかもしれない(笑)。
(追記)
昨日は,特別の日だったらしく,帰路の電車の中で,リアルバージョンで上司が部下を叱っているのにも遭遇した。上記の携帯電話の事例と酷似している。
聞きたくないのに,耳に入ってきてしまうので,聞いてしまった。
私の意見では,若い部下の意見のほうが明らかに正しい。
要するに,関連法令に抵触するような勧誘行為などできないという主張だった。
しかし,上司は,「いつまでも学生やってるんじゃない」,「そんなこと言っていたら仕事なんかとれない」,「何でもやれるようにならなければ会社にいられなくなるぞ」と脅していた。
きっと,いつかパワハラ訴訟になるのだろう。
何しろ,違法行為を強要している。
それにしても,その会社は,違法行為をする会社なのだということを電車の中で公言しているようなもので,馬鹿な幹部従業員をもってしまったものだと思う。
しかし,ご愁傷様とは言わない。
そもそも違法なビジネスなのだろうから,自業自得と言いたい。
その若い従業員は,さっさと見切りをつけて別の人生を選択したほうが良いのではないかと思う。
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