武家の商法
ときどき訪問して読んでいる「しばやんの日々」のサイトに下記の記事がアップされていた。
徳川家と共に静岡に移住した士族が記した「士族の商法」
しばやんの日々:2015年1月2日
http://shibayan1954.blog101.fc2.com/
なるほどと思うことが多い。
高校で日本史を習うと,言葉くらいは覚える。
しかし、高校の授業では,もっと深く知りたいと思う生徒に対するリンク情報が提供されないのが普通だ。
要するに,符号を覚えるということだけで終わってしまう。
これでは何も理解していないのと同じだ。
符号は,「ある事柄」を指し示すシンボルに過ぎない。それ自体としては何の意味もない。
どこまでいってもそうなので,結局は,失敗したり泣いたり悔しい思いをしたりといった自分自身の人生経験の蓄積がないと理解できないことが多い。
だから,私は,大学の授業で学生に対して多くのことを求めなくなった。
いつか芽が出て育てばそれで良いのだ。
成長するのは私ではなく彼ら自身なのだし,いつ芽を出すのかについては誰も予測できない。
レールの上に乗っていればどうにかなる時代ならレールに乗るべきだろう。
しかし,現代社会はそうではない。
そういうことをちゃんと教える高校教師が1人でも多く存在することを祈りたい。
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