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2015年1月23日 (金曜日)

村松一弥訳『苗族民話集-中国の口承文芸2』

下記の書籍を読んだ。

 村松一弥訳
 苗族民話集-中国の口承文芸2
 平凡社東洋文庫(1974/10/11)
 ISBN-13: 978-4582802603

この書籍の解説の中にもあるとおり,『古事記』や『日本書紀』の中にある説話と似たものがあり,おそらく,部分的にはルーツになっているのではないかと思う。

このことは,『古事記』や『日本書紀』の中に史実ではない渡来伝承を接合した部分があるということを意味する。かなり古くからそのようなことが主張されてきたし,私もそうだろうと思う。

しかし,大事なことは,『古事記』や『日本書紀』に書かれていることの全部がそうだというわけではないということに尽きると思う。

だから古文書の読解は難しいのだが,そうであるがゆえの楽しさもある。

私は,史実に由来する伝承が変形されて記録されている部分があるという見解をもっている。

ただ,書物としてまとめられるときに,様々な政治的な理由により,史実ではない伝承等とまぜこぜにされてしまったのだろうと思う。

日本の歴史は,普通考えられているよりもずっと短いのではないかと思う。

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