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2015年1月14日 (水曜日)

夏井高人「艸-財産権としての植物(1)」が発行された

昨年の日付で発行されていたのだが,昨日,現物がやっと届いた。物に関する民法の条文及び通説に基本的な問題があることを論証し,情報財を含めた新たな法制度の構築を提案することを目的としている。

2年くらいかけ連載して完成する予定。現在,連載2回目の分が初稿ゲラ校正中。残りの部分のうち連載3回目と4回目分の原稿が既にほぼ完成していて,目下,推敲中。

 夏井高人
 艸-財産権としての植物(1)
 法律論叢87巻2・3号207~244頁
 2014年12月24日発行

目次構成は次のようになっている。

 一 はじめに
 二 動産と不動産の定義
  1 有体物と無体物
  2 不動産と動産
  2.1 封建制度の下における土地の重要性に関する見解について(以上本号)
  2.2 不動産のほうが動産よりも価値が高いという点について
  2.3 土地は容易に移動しないという点について
  3 土地の定着物   
 三 裁判例
 四 考察
 五 法の解釈適用上の課題
 六 まとめ

在庫があれば,明治大学法学部の事務室で販売している。

[正誤]

校正ミスの誤記があったので,お詫びして訂正します。

  正  魏書

  誤  魏志

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