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2014年12月 4日 (木曜日)

William Dross, Droit civil - Les choses

フランス民法(財産法)の中でちょっとわからない部分があり,自分で書籍や論文を探してみたけれどもなかなか見つからず困っていたら,たまたま大学の階段踊場のようなところでフランス法の吉井啓子先生とばったり出会った。相談してみたところ,下記の書籍を勧められたので,Amazon経由で早速注文した。その本が本日国際便で届いた。

 Droit civil - Les choses
 William Dross
 L.G.D.J (2012/08)
 ISBN : 978-2-275-03893-3

フランス語はひどく苦手だ。

届いた本の中のある章をひどく苦労しながらとにかく読んでみた。

大凡の意味しかわからない。

しかし,知りたかったことがびっしりと書いてある。

まさにこういう書籍が欲しかった!

脚注にある判例や参考論文等を更に漁りながら研究を深めようと思う。

吉井啓子先生に感謝。

(追記)

昨年,「情報財-法概念としての意義」という論文を書いた(刊行は2014年3月)。

こんなことを書くのは私くらいしかいないだろうと密かに己惚れていたら,Dross氏のDroit civilに同じようなことがちゃんと書いてあった。

私の調査不足としか言いようがない。

かなりがっかり・・・

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