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2014年12月28日 (日曜日)

異人

秦の始皇帝の父は荘襄王なのだが,その諱は2つある。普通は,「子楚」とするが,「異人」との諱もある。

荘襄王は,安国君(孝文王)と夏姫との間の子という。

それにしても「異人」とはかなり変わっている。

夏姫は,夏姓なので華夏のように思えるけれども,実は西域出身のアーリア系の婦人だったのではないだろうか?

例えば,大月氏国に隣接した地にあったという大夏国の姫と考えることができる。

ソビエトロシアの学者の説によれば,月氏は,釈迦族の国だという。

「大夏」の「大」は美称だと考えると,「夏」が真の国名で,実は「迦」または「釈迦」という名の国だったのかもしれない・・・などと想像をめぐらせてみる。

『史記』の「秦始皇本」には,「昭襄王享國五十六年 葬茝陽 生孝文王」とあり,また,「莊襄王享國三年 葬茝陽 生始皇帝 呂不韋相」とある。

「茝」は「芷」と同字だとされる。

そして,「茝陽」は,現在の西安市にあたる。

西安市には「韓森塚」という大きな古墳がある。

円墳に見えるが,「亞」の字形となっているのだそうだ。

実は,造営当初は,「亞」ではなく,「茝」の形をしていたのではないかと想像したりする。

被葬者は不明とされるが,荘襄王の墓所ではないかと推定する見解も少なくない。

「韓森」とは奇妙な名なのだが,これも「蘭神」だったかもしれないと思う。

古代中国においては,「蘭」を「関」と同じく発音していたらしい。つまり,「かん」と発音し,「らん」とは発音しない。

日本人の遺伝子の中にはインドアーリア系の遺伝子がみつかることがあるのだそうだが,実は,こういうあたりにそのルールがあるのではないか・・・などととりとめのないことを考え続けている。

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