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2014年12月12日 (金曜日)

Ino Augsberg, Informationsverwaltungsrecht

下記の書籍を読んだ。

 Ino Augsberg
 Informationsverwaltungsrecht
 Mohr Siebeck (2014)
 ISBN 978-3-16-152810-1

日本の情報法ではあまり深く検討されていない領域について多くの示唆を与える書籍だと思う。

どうにもこうにもインチキくさい偽学者(or 御用学者)が多すぎる領域なので,うんざりしているのだけれども,学問として成立しないということではなく,ただ日本には情報法に関するまともな人材が少ないというだけのことだ。

日本では,まともな人材は,一般に,迫害される傾向にある。また,左右両派から誘惑されやすい。

そのため,それなりの覚悟を決めてからでないと,情報法を正しく深く考究することができない。

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