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2014年11月 7日 (金曜日)

英国:諜報機関は,国防上・治安上の必要性があるときは弁護士の通話を傍受している

下記の記事が出ている。

 UK intelligence agencies spying on lawyers in sensitive security cases
 Guardian: 7 November, 2014
 http://www.theguardian.com/world/2014/nov/06/intelligence-agencies-lawyer-client-abdel-hakim-belhaj-mi5-mi6-gchq

 If you're suing the UK govt, Brit spies will snoop on your briefs
 Register: 7 November, 2014
 http://www.theregister.co.uk/2014/11/07/british_government_spying_on_lawyers/

某国では,弁護士だけではなく誰の通話でも必要に応じて傍受している。

実際には,たいていの国でそうしているのではないだろうか?

高度情報化社会とは,もともとそういうものだ。

では,情報通信が存在しなければどうなるか?

日本で言えば,御目付や御庭番等が監視することになるだけだ。

要するに,国家とはそういうもので,国家の存立を最優先に考える場合には必要悪の一種だと言える。

問題は,そのように傍受した誰かが私的な目的で濫用することを防止するための効果的な手段が存在しないということに尽きるのではないかと思う。

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