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2014年11月26日 (水曜日)

吉田克己・片山直也編『財の多様化と民法学』

下記の書籍を読んだ。

 財の多様化と民法学
 吉田克己・片山直也編
 商事法務(2014/10/15)
 ISBN:978-4-7857-2223-4

科研費を頂戴して研究中のテーマと関連する部分が多く,とても参考になった。

私の方法論は,結局のところ情報論の範疇に属するものなので,通常のドグマティッシュな解釈論とは少し異なる。しかし,問題意識には共通しているところがある。伝統的な手法から離れて別の手法により解決すべき課題が非常に多いと考えるので,更に研究を進めようと思う。

目下,フランス語及びドイツ語の文献と格闘中・・・世界には優れた若い研究者が多数存在する。人類の知性はまだまだ衰えていない。

老兵として去る前に,そうした若い世代のために学問上のプレゼントを少しでも多く遺すことができたら,学者として本望だと思う。

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