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2014年11月23日 (日曜日)

ネットに接続されていないPCでも無線によりハック可能?

下記の記事が出ている。

 Hackers use radio signals to steal private information from PCs - even when the computers are NOT connected to the web
 Daily Mail: 20 November, 2014
 http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-2842778/Hackers-use-radio-signals-steal-private-information-PCs-computers-NOT-connected-web.html

そのような攻撃実験例は過去に多数ある。このブログでも何回か紹介した。

機密性の高い文書については,非伝導性の顔料を用いた筆記具で紙にメモするのが一番良い。

それでもPCやスマートフォンに附属するカメラがハックされ撮影されてしまう危険性があるので,カメラとマイクは物理的に全部潰しておくのが一番良い。スイッチオフにしておいてもリモートで起動されることがある。また,紙を正面から撮影しなくても,側面からの手や腕の動きの映像から何という文字を書いたのかを推測することは極めて容易なことだと考える。要するに,カメラとマイクはいらない。

ちなみに,最近は,ケーブルではなく無線でPC本体と通信するタイプのキーボードが増えているが,セキュリティの観点からは最悪の選択だと言える。その電波が常に傍受され,何を入力したのかを知られてしまっている可能性があると考えながらセキュリティ対策を講じなければならない。

政府の方針としては,従来の「ユビキタス」等の政策が全部誤りだったことを素直に認め,可能な限り電波を用いない社会を構築するようにしたほうが良いと考える。

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