恐竜の絶滅と同時期に植物種にも大規模絶滅があった?
下記の記事が出ている。
Asteroid that wiped out dinosaurs also 'reset plant species': Impact caused fast-growing trees to flourish on Earth
Daily Mail: 16 September, 2014
http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-2758147/Asteroid-wiped-dinosaurs-reset-plant-species-Impact-caused-fast-growing-trees-flourish-Earth.html
100万年以上の単位で考えると,地球上の生物種はしばしば大絶滅を繰り返している。
これは仕方のないことで,生物種それ自体としての寿命のようなものもあるし,環境の変化に対応できなくなることもある。地球環境はしばしば急激に変化するものだ。
ここで考えなければならないことは,全ての生物種が「本来は絶滅しない」との根拠の全くない考え方及び地球環境が「本来は変化しない」との虚偽の考え方を前提にした自然保護というものはナンセンスだということだ。
しかし,普通の法学者等は,そのような絶対にあり得ない前提を確実なものとしてものごとを考えている。そうでないと「保護」という概念それ自体が成立しなくなってしまうからだ。
「ノアの箱舟」があれば種を保存できるという幻想のような間違った観念にとらわれているとしか言いようがない。
古代メソポタミアの神話を読むと,なぜ神々が大洪水を起こすことになったのかを知ることができる。日本の専門雑誌(大学紀要)にはその邦訳が出ており,ネット上で読めるものもある。
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