人種差別を監視する機関のトップが日本人に対する人種差別主義者である場合
日本人に対する人種差別が強化されることはあっても是正されることはない。
日本国憲法は,人種差別を禁止しているし,日本国政府の基本方針も人種差別を禁止している。
個々人の思想・信条の自由は基本的人権の一種だが,名誉棄損的な言動は許されない。刑法によって処罰される。
日本国政府は,人種のいかんを問わず,現行法を厳正に執行をすることによって対処すべきだろう。従来,日本国政府は,特定の人々だけを格別に甘く扱ってきた傾向があることを否定することができない。しかし,今後は,一切の差別を禁止し完全に平等な執行をせざるを得ない。これは国連の某委員会の勧告とは全く無関係のことだ。常に冷静で公平でなければならない。
なお,どこかの国の者が日本人のことを鬼子として侮蔑的に表現をすることは差別行為だし,どこかの国の報道機関等が日本人のすることは全部悪であるかのような侮蔑的な表現をすることも差別行為になるのだが,それが当該国の政府主導のものである場合,当該政府による是正は望めないのでどうにもならない。
要するに,「この問題の本質は,戦争の一種である」ということを正しく見極める必要がある。
どの国でも人民はみな同じように良い人々ばかりなのに,どうしてこういうことになってしまうのか・・・人類は全く進歩していない。
欲望の強い人間が統治をするからこういうことになるのだろうと思う。
古来,偉大な哲学者は異口同音に,統治者というものは「必要悪」だと述べてきたが,そのとおりだと思う。本質的に「悪」なのだが,それが存在しないともっと悲惨な結果が発生するので悪を甘受せざるを得ないという意味だ。
「神の神はいない」の法則が常に妥当することになる。
現在の状況を考えると,臥薪嘗胆し面従腹背するしか選択肢はない。
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