謝罪会見の涙
まあ・・・何というべきか,いろいろ出てくるものだと感心する。
ところで,「ウソ泣き」だという見解をしばしば目にする。
私は,ウソとは即断できない場合があるのではないかと考える。「みんな誰でも同じことやってるのに,どうして自分だけ責められるんだ~~?」という悔し涙もあり得るからだ。
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コメント
kmさん
コメントありがとうございます。
今回の某議員さんの会見がどうであるかについては「神のみぞ知る」ですが,あくまでも一般論としては,本文に書いたようなことがあり得ると思っています。
心理学者は,ヒステリシスの一種というかもしれないし,また別の名前の症候としてとらえるかもしれません。その分野の専門家ではないので,よくわかりません。
ただ,政治学の領域等では,一般に,「政治家を志望する人は,自己陶酔できる能力がないといけない」と言われており,私もそうだろうと思っています。そして,自己陶酔しやすいタイプの人は,感情の起伏が激しくなることもあるんじゃないでしょうか。
以上のような感想なんですけど,もし私がその当人であり,かつ,完全に潔白だとすれば,収取明細や出張先等の基本情報をさっさと全部開示するだろうと思います。確定申告が必要な収入額になっているので,帳票類は全部保存しておかなければならないはずで,秘書や税理士もいるんでしょうから調べるのは比較的簡単なことだろうと思います。
投稿: 夏井高人 | 2014年7月 3日 (木曜日) 11時15分
私も同感です。
似て非なるものとはいいますが、まさに今回の件はそのように感じます。
だって、泣きながら「世の中を良くしたい」と叫んだ人は見たことがありませんんし、「小さな子供が大好きで・・・このようなことになって子どもたちに申し訳ない」などと突然言い出したり。芝居であればもっと意味の通じることを言うはずですから。
投稿: km | 2014年7月 3日 (木曜日) 09時24分