小野妹子
古代の小野氏の祖に,米餅搗大使主という人がいる。
別名を「鏨着大使主」という。
「鏨」は「せ」とも発音する。「着」を「き」または「こ」と発音すると仮定すると,「妹子(せこ)」と同音となる。
「大使主」は「おおきみ」と読むのが普通だが,私は「王の使者である主」という意味で「おおつかいぬし」と読むべきだろうと思っている。
米餅搗大使主を祀る神社として,小野神社(滋賀県大津市小野)がある。
同神社では,「天足彦国押人命(あまたらしひこくにおしひとのみこと)」も祭神として祀っている。
「天足彦」を「聖徳太子という名で執政した者」だと仮定した場合,「天足彦国押人」は,「聖徳太子の国政を補佐した者」という意味にもとれる。
また,「押」は,忍(押)系の人であることをも示すものと考える。
古代の人の名は二重・三重にうまく組み合わされて使われていることがある。
単なる空想・語呂合わせに過ぎないと笑われるかもしれない。語彙に乏しく,柔軟な発想ができない人には死ぬまでわからないことかもしれない。遺伝子または天命のなせるわざなので,いかんともし難い。
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(余談)
何だか知らないが,今朝は,軍用回転翼機が何度も頭上に飛来する。うるさい。
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