米国:Amazonで「phony negative」なレビューを掲載している者について,個人データを開示するよう命ずる決定
下記の記事が出ている。
Judge orders unmasking of Amazon.com “negative” reviewers
ars technica: July 12, 2014
http://arstechnica.com/tech-policy/2014/07/judge-orders-unmasking-of-amazon-com-negative-reviewers/
意図的に虚偽内容のネガティブキャンペーンを行えば,業務妨害罪が成立することがあり得るので,そのことから考えれば当たり前の決定ということになるかもしれない。
ただ,何が虚偽で何が真実であるかは・・・単なる多数決で決定されてしまうことがある。例えば,ガリレオがその典型例だ。真理を述べていても悪魔として抑圧されてしまうことがある。
裁判官は,基本的に,真理の探究者ではないので,たとえそれが真理とは異なるものだとしても,証拠上の多数決(優越)に基づいて判断を示すしかない。
それゆえ,なかなか難しい問題がある。
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