国連の安全保障理事会
世界の実質的支配者であり,寡頭制的な連合君主制のような支配体制だと考えるバカが出てくる世代となった。ここでいう「君主」とは,そのようなバカが知っている「君主制」なので,専制君主しか知らず,民主主義革命を知らない国では,文字通り古代的な君主(皇帝)をイメージすることになるだろう。つまり,何でも命令できると解釈することになる。ちなみに,米国における君主制とは,大英帝国王権のことを指し,独立戦争によって排除した政体を意味する。
このようなバカの中には,非安全保障理事会構成国を安全保障理事会構成国に服従する奴隷国だと理解する悪性のバカもいる。
更に,安全保障理事会構成国構成国と連携すると,非安全保障理事会国に対して優越的な地位を有する国になれると信じる救いがたいバカもいる。
理想的には,国連加盟国が(安全保障理事会国構成国を除き)全部脱退した上で安全保障理事会のない新国連を結成するか,または,国連憲章を改正して,安全保障理事会国を選挙制とするのが望ましい。
しかし,こういうことについてまともに議論している論文等は(一部左翼系の学者等を除き)あまりないようだ。
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