米国:表現内容に立ち入ったコンテンツの自動検出と規制を強化?
下記の記事が出ている。
US Secret Service wants software to “detect sarcasm” on social media
ars technica: June 6, 2014
http://arstechnica.com/tech-policy/2014/06/us-secret-service-wants-software-to-detect-sarcasm-on-social-media/
日本のサブカルは危ないかも・・・と考えるであれば,公正かつ説得的な反論を示すべきだと思う。単に反対しているだけでは何の力にもならない。
とは言っても,民間企業が,ほぼこぞって,コンテンツやアクセス状況の解析サービスで金儲けをしようと競っている現状では,高度な自動検出ソフト等の開発が極めて速い速度で進行してしまうことは間違いない。
一般に,人間の感性は,1~2世代交代するくらいの時間をかけないとなかなか改まらないものだ。ところが,IT技術の進度は数年で完全に塗り替えられてしまうくらい早いので,(政治家や法律家を含め)ごく一般的なレベルの認識能力や推論能力しか持たない人間では全く追いつかないようになってしまっている。
そして,そのような高度技術をフルに活用可能な資金と能力をもっているのは常に国家や軍などであり,その中に非常に優秀な人間が数人だけいれば,それらの者だけで国や世界を事実上支配可能な状態になってしまっているのだという余りにも当たり前の事実を正しく認識・理解する必要がある。
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