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2014年5月11日 (日曜日)

少子化論の大嘘

日本が朝鮮半島,台湾,千島列島,樺太,マリアナ諸島等を領有し,その後戦争を開始した昭和10年~20年ころの人口は,約7000万人だった。現在の人口の約半分強となる。

人口だけで単純比較した場合,日本の国力は約半分だったということになりそうだ。

しかし,当時,日本は世界でも有数の軍事大国だったし,経済力の増強に脅威を感じた西洋列強との間で緊張関係が高まり,経済封鎖の中で,活路を見出すものとして戦争に突入することなった。

当時はまだ植民地主義・侵略主義が普通で,強い国が弱い国を征服し,奴隷化することが当たり前の時代だった。米国もまた,当時はそのような国の一つだった。国内的に民主国家であることは,対外的に侵略国家であることと全く矛盾しない。清朝の中国も,もともとは侵略主義国で周辺諸国に軍事侵攻し,占領地の人民を奴隷化して国境を拡大したのだったのだが,その末期には政治的な腐敗が蔓延し,国家としては完全に衰退していた。これは,歴代諸王朝の歴史と全く同じ。

太平洋戦争については,諸々の意見がある。私は,損得勘定だけからすると,見込み誤りがあり,日本はとんでもない大損をしたと思っている。当時,日本の国政に大きな影響力をもっていた財閥等が欲張り過ぎたことと,政治指導者の多くが無知・無教養でどうにもならないダメ人間ばかりだったこと,古代から続くある種の歴史的観念(屯田の拡張による貴族支配の確保と荘園領有の拡大という思想)が薩長勢力を中心に濃厚に残存していたことがその重要な要因となっていたと考えている。

結局,将来ある若者を大量に死なせ,大勢の一般国民が亡くなり,海外の領土のほぼ全部を失って戦争を終えることになった。

日本国が全く勝ち目のない状態になっても降伏せず敗戦まだ時間を食った原因についても諸説ある。まともな部分としては,当時の外務省が,「日本国が降伏しても日本国民を戦勝国が奴隷化しないこと」という約束をとりつけることに腐心したという歴史的事実がある。この約束をとりつけることができた結果,日本国は降伏することになった。しかし,ロシアは,約束に反して降伏した関東軍将兵等を奴隷として連行し多数の方が亡くなり帰国できなかった。スターリンの思想は,共産主義的な装いをまとった帝国主義・植民地主義の一種なので,当然のことだったと考える。そういう時代だったのだ。パットン将軍はそれを見抜いていたのだけれども,米国政府は将軍の意見を黙殺し左遷することで対応した。米国もまた経済的に限界に達しており,これ以上戦争を続行することが難しかったのだ。

かくして,現在の世界秩序が形成された。

奴隷化を免れはしたけれども,日本国は世界の最貧国の一つとなった。

それでも日本は復興した。

人口が少なかったので,仕事があったためだと考える。

結局,日本国の総人口は,現在の半部以下で十分だ。

仮に増やしたところで,将来の世界ではロボットが人間の職業のほぼ全部を奪ってしまっており,人間の職場と労働というものがほぼ完全に物理的に消滅している。人間は,ただ生きているというだけの存在になっていることだろう。

だから,人口を増やしてはならない。

世界規模で人類の総人口を10000分の1未満に減らすための徹底した努力をすべきだと考える。

(余談)

少子化を防止すべきだとの主張の主たる根拠は,単に,現在の人口が維持されることを前提に様々な統計処理,推計,事業計画の策定などが行われており,今更修正することなどできないという理由のみにかかっている。

空虚だ。

計画は,朝令暮改よろしく,毎日修正されなければならない。計画によって事実を変化させることはできない。事実が変化したら計画を修正しなければならないのだ。

毎朝脳をリフレッシュし,毎朝全く新しい理論とモデルに更新できるような非常に優れた能力をもった人間でなければ,決して人の上に立ってはならない。

私自身にはそのような能力など当然ないので,人の上に立とうとは思わない。

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