いなか
「田舎」をどう解析しても,そのままでは「いなか」との発音を導出することができない。
「いなか」という音に字義をとって「田舎」をあてたのだろう。
「いなか」は「委(倭)の那珂(中ツ国)」を示すものだろう。
「田舎」とは,「いなか」には「高ツ穂(=高倉,稲城,正倉)」があることを示すものと考える。
古語の「ひな」とは,「いなか」からは「ひな」が献上されることを意味するのではなかろうか。「奴婢」をひっくり返すと「ひな」となる。「生口」がこれに該当する。
すると,これらの用語がどの時代にどこで発生したものかを推定することが可能となる。
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