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2014年5月 6日 (火曜日)

中国:Alibabaが北京にクラウドデータセンターを開設

下記の記事が出ている。

 Alibaba's cloud data center opens in Beijing
 ZDNet: May 6, 2014
 http://www.zdnet.com/alibabas-cloud-data-center-opens-in-beijing-7000028104/

Alibabaに限らず,また,業種の別を問わず,大気汚染と水質汚濁により金属部品や合成樹脂部品等の腐食が異常な速度で進んでいると推定されることから,IT機器を駆使するビジネスは物理層において大変な脆弱性を抱えた状態になっていると考える。

まして,正規の部品ではなく品質の劣る偽部品を大量に用いたシステムでは,信じがたいようなシステムの物理的崩壊が発生する可能性が高い。

通常,物理層におけるセキュリティについて考えることはほどんどないのだが,北京は別だ。北京だけではなく,中国の大都市は全部同じかもしれない。

Alibabaの幸運を祈る。

なお,日本の大気も汚染されているので,北京に準じて危機管理を進めるのが妥当だと思う。

金属部品や合成樹脂部品等は,非常に特殊な例外を除き,自己修復することがなく単純に劣化し続ける。

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