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2014年5月26日 (月曜日)

Adobe Flashの脆弱性をついた攻撃が増加?

下記の記事が出ている。

 「Flash Player」の脆弱性狙うマルウェアが一時的に急上昇 - 水飲み場型攻撃に悪用
 Security NEXT: 2014/05/21
 http://www.security-next.com/048944

この記事を読むと,Flash Playerをアップデートしない利用者の側にも責任があるように読める。

しかし,私は異なる見解をもっている。

実は,脆弱性満載のFlashコンポーネントが非常に多数のWebサイトで現実に運用されている。

要するに,脆弱性を解消するためのコスト負担をしない企業がいっぱいあるのだ。その中には超有名一流企業も含まれている。これが現時点での私の調査結果だ。

あくまでも一般論だが,まともにコスト負担をすると利益をあげらずビジネスとして成立しなくなってしまうという点では,原発などのインフラシステムを含め,非常に多くの業態が既にそうなっていると思われる。だから,人類には悲惨な未来しか待っていない。

そういうわけで,問題のある企業としては,政府と監督官庁と警察と顧客を徹底して騙し続けるということに最大の精力を注ぎこみ続けることになる。

末期的だと思う。

[追記:2014年6月1日]

関連記事を追加する。

 Flash脆弱性利用のオンライン銀行詐欺、94%が日本を標的に
 RBB: 2014年5月30日
 http://www.rbbtoday.com/article/2014/05/30/120335.html

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