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2014年3月12日 (水曜日)

新聞記者

どこの国とは書かないが(←もちろん日本以外の国),ある国の新聞記者達は,取材を完全にやめてしまったのではないかと思うことがある。

ネット上のネタを探して記事もどきを書く悪いクセがついてしまっているため,日本を含め外国の真の姿を常に読み間違ってしまっている。

どこにも存在しない国の姿をあたかも実像であるかのように書いている。

私は,貧乏だが,それでも「事実を直視しないで観念だけに溺れていると間違ってしまう」との考えから,実験や実証を重視した研究手法によることができるよう,可能な限りの工夫をしてきた。

新聞記者は,事実を報道するのが仕事で,自分の観念を他人に押し付けることは本来的には許されないことだ。予算の制約はあるだろうけれど,自分の足で歩き,目で見,耳で聞き,手でさわり,空気を吸って,そして,可能な限り実証的な根拠に基づく記事を書くべきだと思う。

もちろん,日本に対して批判する内容の言動は,思想信条の自由に属する。

しかし,日本人の誰もが「そんな日本などどこにもない」と思うような日本の姿を勝手に妄想して報道することには問題があると考える。

意図的ではなく過誤による場合も含めると,広義の捏造の一種として理解することができる。

公平のため,日本の新聞記者に対しても,ネット上のネタだけに頼るのはやめ,時間と手間がかかっても,可能な限り直接的な資料に基づいて丹念に調べ,よく考え,納得度の高い記事を書いてほしいと思う。

そして,新聞は,個人のブログじゃないので,個人的な観念の押し付けだけは絶対にないようにしてもらいたい。

個人的な観念の押し付けだけだと,単なるアジテータに過ぎない。

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