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2014年3月24日 (月曜日)

萩原秀三郎『稲と鳥と太陽の道-日本文化の原点を追う』

名著と呼ばれる書籍の1つで,以前,図書館で読んだことがあったのだが,座右の書として常に参照できるようにすべく,Amazonに注文したら,すぐに届いた。

 萩原秀三郎
 『稲と鳥と太陽の道-日本文化の原点を追う』
 大修館書店 (1996/07/01)
 ISBN-13: 978-4469231274

以前読んだときは,単に教養書として読んだだけなのだけれど,今回は違う。知りたいことが明確になっている状態で読んだ。

素晴らしい労作だと思う。

特に第Ⅲ章は,驚愕の連続だった。

これは,日本の古代そのものを描いている。

もちろん,伝説や伝承などをあとから国家組織の中に組み入れたり,国家成立伝説の中に巧妙に織り交ぜたりすることはあると思う。しかし,何ごとにつけ,火のないところに煙はたたない。

しっかりと読み直してみて,自分の考えを更に明確にすることができた。

まさに名著だと思う。

(余談)

幼稚園や小学校の運動会では今でもやっている「玉入れ」なるものは,実は古代の神事が変形され世俗化されたものだということを理解した。

籠を用いている。

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