英国GCHQと米国NSAは,世界の主要国全部を監視していた?
下記の記事が出ている。
'A' for Angela Merkel: GCHQ and NSA Targeted Private German Companies
Spiegel: March 29, 2014
http://www.spiegel.de/international/germany/gchq-and-nsa-targeted-private-german-companies-a-961444.html
Spiegel report: NSA spied on 122 world leaders, kept 300 files on Merkel
Deutsche Welle: 29 March, 2014
http://www.dw.de/spiegel-report-nsa-spied-on-122-world-leaders-kept-300-files-on-merkel/a-17530543
日本の盗聴活動、米秘密裁が許可? 独誌、スノーデン資料から判明
産経ニュース:2014.3.30
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140330/amr14033022310003-n1.htm
このことはだいぶ以前から報道されており,このブログでも関連記事を紹介してきた。
以前も書いたとおり,もし私が諜報機関トップであれば,必ず同様の判断と行動をしただろうと思う。
ちなみに,現在でも,米国・英国だけではなく,ロシアや中国などの軍事大国は,常にほぼ全ての通信内容を傍受・収集し続けている。
つまり,インターネット上では機密性を維持することができない。
そのような前提で全てを構築しなおさなければならないのだ。
虚偽を前提にした学問や実務は全く意味がない。
新しいモデルを考えることのできない学者は,影響のないテーマに研究対象を変更するか,または,別の職種に転職すべきだろうと思っている。
(余談)
この私も24時間監視されていることは間違いない。ときどきサイバー攻撃も受ける。プロバイダの中にもその要員が存在するものと推定され,防ぎようがない。だから,そのような前提で常に行動している。
しかし,私を監視しても何も出てこない。ないからだ。
監視要員の方々には「ご苦労様」と声をかけたいのだが届かないと思うので,代わりに,ときどきアダルトサイトにアクセスしてそのまま放置している。監視要員が上官から怒られても「上官殿! 夏井教授が現在このサイトにアクセス中であります! 職務を遂行します!」と答えれば,適法にアダルトサイトを閲覧することができるだろう。たまには息抜きも必要だ(笑)。
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