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2014年3月23日 (日曜日)

EFFとACLUはNSAにとって仮想敵だったのか?

下記の記事が出ている。

 Was FISC judge misled by gov't lawyers in evidence-destruction spat?
 ars technica: Mar 22, 2014
 http://arstechnica.com/tech-policy/2014/03/was-fisc-judge-misled-by-govt-lawyers-in-evidence-destruction-spat/

(余談)

国家というものは,そもそもそういうものだと思う。国家権力に服従しない者は,全て仮想敵とみなす。自由などというものは,最初から全くない。

それゆえ,政治学の世界では,国家とは「必要悪」の一種だとするのが常識だ。「悪」なのだけれども,存在しなければもっと悲惨なことになってしまうので,悪としての国家に服従する道を選択するしかないという意味で「必要悪」。

この種の政治哲学は,古代ギリシアの時代からある。しかし,現状肯定派の政治学者はちゃんと教えないし,偏向的な政治学者は歪めた言い方しかしないから,結局,学生は自分で古い書籍を読み,自分で考えるしかない。

これまた古代からずっと同じだ。そもそも教授から「教わろう」と考えるだけで学生としては失格だろう。学問は自分で獲得するものであり,誰かから教わるものではない。

問題は,古い文献を読む能力だ。形式的な文法や語彙等については初等・中等教育で教えることになっている。しかし,気の毒なことに,ゆとり世代はそれが欠落してしまっている。ゆとり教育を推進した者らは,国民を愚民化するため意図的にそのようなことを推進したのではないかと疑う見解もある。某国による思想的支配を確立しやすくするための行動であり,某国の手先だったのかもしれないという見解だ。また,単に余暇活動とと関連する外郭団体等の天下り先を確保するためのものだったという見解もある。

いずれも藪の中なので,真相はわからない。

いずれにして,ゆとり教育の結果として生じた著しい教養不足は,自分自身の努力によって取り戻すしかない。

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