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2014年2月28日 (金曜日)

英国:諜報機関GCHQは,Yahoo利用者のPCのWebカメラをハイジャックし,映像内容を全て傍受・記録していたらしい

下記の記事が出ている。

 UK spies 'intercepted webcam images of Yahoo users'
 BBC: 27 February, 2014
 http://www.bbc.com/news/technology-26367781

 Spy agency intercepts Yahoo webcam chats, nudes and all
 ars technica: February 28, 2014
 http://arstechnica.com/tech-policy/2014/02/spy-agency-intercepts-yahoo-webcam-chats-nudes-and-all/

 The NSA may not be listening to your private phone calls, but it has been watching your private parts
 ZDNet: February 27, 2014
 http://www.zdnet.com/big-brother-really-is-watching-you-7000026716/

世界でも最も強力な諜報機関のひとつであるGCHQ(+NSA)のやることなので,防御しようがない。

エロなものを含め,Webカメラを用いたチャット,裸体画像の送受信等が全て傍受・記録されていたのだろうと思う。

私自身は,相当以前から,Webカメラのような家庭用ビデオカメラの類がハイジャックされている可能性を察知していたので,これまで一度もその種の機器類を購入したことがない。電子メールも当然のことながら常時傍受されていると思うけれども,傍受される内容は文字列だけだ。Webカメラは,その利用者が認識している部分以外の映像も全て傍受されてしまうのでダメージが大きすぎる。

以前にも書いたことだが,スイッチオフにしていてもリモートで自動起動してハイジャックすることは可能なので全く意味がない。

ちなみに,外付けのWebカメラだけではなく,ノートPCやスマートフォン等のモバイルデバイスに附属しているカメラも全部同じだということを明確に認識しておく必要がある。

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