個人用三次元プリンタ(3D Printer)の利用可能性
下記の記事が出ている。
Could 3D printing provide new solutions for disabled people?
BBC: 31 January, 2014
http://www.bbc.co.uk/news/blogs-ouch-25947021
現在,100円ショップで売っているような樹脂製雑貨の類は,基本的に,三次元プリンタを用いて自分の用途に特化した形状のものを個別に立体印刷して利用する時代になるだろうと思う。
型にはまった規格品の雑貨を大量生産するビジネスモデルは終焉を告げる。
それに代わって,安価な個人向け三次元プリンタの製造・販売,インクとして用いる樹脂粉末等,そして,印刷のための雛形的な設計図となる印刷データ等について,新たな産業が発生することになるだろう。
ハードウェアとインクは高度な技術をもつ企業でないと実際にはできない。
しかし,印刷データは,ごく普通の市民でも頭さえよければ作成可能だ。かくして,知的財産権保護法制の重点は,企業から個々の市民へとシフトする。
権利保護のためには国際的な登録組織が必要になるが・・・私の予測では,AmazonやGoogleなどがその役割を果たすことになるだろうと思う。
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