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2014年1月29日 (水曜日)

シリコンバレーは市民の敵?

下記の記事が出ている。

 Silicon Valley Is Now Public Enemy No. 1, And We Only Have Ourselves To Blame
 Tech Crunch: January 28, 2014
 http://techcrunch.com/2014/01/28/blowback-silicon-valley-is-now-public-enemy-1/

 ジョー・ノセラ---「シリコンバレーはわれわれを滅ぼすか?」
 現代ビジネス:2014年1月25日
 http://gendai.ismedia.jp/articles/-/38145

日本でも,「ヒルズ族は東京都民の敵」と非難される時代がすぐにやってくるのではないかと思う。

もっとも,情報社会が進展すると,「単一化(unification)」が発生してしまうというメカニズムが機能することは,あまりにも当たり前のことだ。このことは,1997年に刊行した『ネットワーク社会の文化と法』の中で既に指摘している。ネットワーク社会は,「多様性」とは全く逆の方向で機能する。

「多様性」のベクトルを維持可能なのは,「技術」ではなく,「内容」なのであり,それは,内容を創造する者の個人的特性に100パーセント依存する現象なので,教育によって練成することは最初から不可能だし,技術によってカバーすることもできない。

そういう当たり前のことを理解する能力のないレベルの人々が架空のネットワーク社会を構想したので,現実のネットワーク上では私が予想したとおりに当たり前の結果が生じていると言うしかない。

単一化は今後も更に進行することになるだろう。

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