憲法上の刑事被告人の人権を保障するためにはお金がかかる
下記の記事が出ている。
Barristers and solicitors walk out over cuts to legal aid fees
Guardian: 5 January, 2014
http://www.theguardian.com/law/2014/jan/05/barristers-solicitors-walkout-legal-aid-cuts
国家制度なので,当然のことだと思う。
「世の中,銭や!」が本当は正しい。
経済を無視した法律論というものは,無意味だとはいわないが,無力であることは誰も否定することができない。
では,例えば,生活保護を全廃するか,国選弁護を全廃するか,という究極の選択を迫られたとしたらどうだろうか?
憲法学者は,難しい議論をする前に,まず古い「国庫説」を思い出すべきだ。
金庫がからっぽになれば,何もできない。
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