« 市 大樹『飛鳥の木簡-古代史の新たな解明』 | トップページ | 高速増殖原型炉「もんじゅ」にサイバー攻撃? »

2014年1月 6日 (月曜日)

憲法上の刑事被告人の人権を保障するためにはお金がかかる

下記の記事が出ている。

 Barristers and solicitors walk out over cuts to legal aid fees
 Guardian: 5 January, 2014
 http://www.theguardian.com/law/2014/jan/05/barristers-solicitors-walkout-legal-aid-cuts

国家制度なので,当然のことだと思う。

「世の中,銭や!」が本当は正しい。

経済を無視した法律論というものは,無意味だとはいわないが,無力であることは誰も否定することができない。

では,例えば,生活保護を全廃するか,国選弁護を全廃するか,という究極の選択を迫られたとしたらどうだろうか?

憲法学者は,難しい議論をする前に,まず古い「国庫説」を思い出すべきだ。

金庫がからっぽになれば,何もできない。

|

« 市 大樹『飛鳥の木簡-古代史の新たな解明』 | トップページ | 高速増殖原型炉「もんじゅ」にサイバー攻撃? »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 市 大樹『飛鳥の木簡-古代史の新たな解明』 | トップページ | 高速増殖原型炉「もんじゅ」にサイバー攻撃? »