« 古代の米子市~安来市周辺 | トップページ | あと50年もすれば »

2014年1月25日 (土曜日)

私にはよくわからない

イルカ漁をめぐっては賛否両論がある。

イルカとクジラは大まかに言えば同じ仲間の動物で,大きさが異なるだけであり,しかも,その祖先は四脚歩行していた陸上動物の一種だ。この点については異論がない。

世界には様々な食文化があり,ゾウ,ウマ,ウシ,ヤギ,ヒツジ,ブタ,イヌ,ネコ,ネズミなど何でも食用になる。人類の祖先は,それらの動物を食べてきたことは全く異論がない。現在でもこれらの全ての動物を食べている人々が世界中に何万人もいる。

家畜化されて大量生産されているウシ,ヒツジ,ブタなどは,毎日ものすごい数が殺され,食用に供されている。大虐殺と呼んでも過言ではないだろう。しかし,人類が生存するためには必要なことなので,もちろん(諸々の行政法規に従う限り)合法的な行為だ。

イルカやクジラだけを狙い撃ちにする主張は,単なる差別であり,もちろん国連憲章に反する。

本来,何を食べてもそのことを自体を批判してはならないのだ。

異なる文化を理解しようとせず,自分の価値観だけ押し付ける行為は,思想信条の自由等の範囲内にあると思うので,それ自体としては自由だが,反対の思想をもつことも自由なので,お互いに強制することはできない。

単に意見を述べるだけにすべきで,それ以上に深入りすべきことではないし,異なる文化だからと言ってレベルが低いと短絡する行為は,それ自体として,自らの文明度の低さをさらけ出す行為のようなものだと思っている。

要するに,教養と寛容性がないのだ。

ちなみに,イネやムギなどの植物も生物だ。どうして植物を食べる行為については全く異議が出ないのか,私には全く理解できないことの1つだ。

|

« 古代の米子市~安来市周辺 | トップページ | あと50年もすれば »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 古代の米子市~安来市周辺 | トップページ | あと50年もすれば »