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2013年9月28日 (土曜日)

ディレクトリ及びレビューサイトYELPが,評価結果の4分の1がインチキであることを認める

下記の記事が出ている。

 Yelp admits a quarter of submitted reviews could be fake
 BBC: 27 September, 2013
 http://www.bbc.co.uk/news/technology-24299742

同種の問題は,世界中どこにでもある。

消費者評価を装った商業宣伝広告の類が数え切れないほどたくさんある。

様々なネットショップ等での利用者評価の中にもインチキなものがあることはこれまで何回も指摘されてきた。

評価団体・組織等による評価の場合でさえ,一定のバイアスがかかることがあることを避ける方法はない。

そういうものだという前提で「他人による評価」というものを「評価」するしかない。

最後は自分自身で時間をかけて丁寧に事実関係を確認し,自分の頭で判断するしかないのだ。

それにしても,つい去年あたりまで流行った「事業仕分け」の際の「評価」には唖然とするものが含まれていた。事実を踏まえず,効果を適切に考慮することなく,「思い込み」と「何をおいてもまず党本部設定のノルマ実現」という目標達成のためになされたとしか思えないものがある。もちろん,結果的に正しかった仕分けもあるが,完全に間違ってしまったものもあるので必要な修正が実施されるべきだろうと思う。

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