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2013年9月 5日 (木曜日)

ブラジル:ブラジル国内に物理サーバがある国営電子メールサービスの構築を計画?

下記の記事が出ている。

 Brazilian postal service talks about "anti-snooping" email system
 ZDNet: Septemebr 4, 2013
 http://www.zdnet.com/brazilian-postal-service-talks-about-anti-snooping-email-system-7000020257/

要するに,外国の支配下にある外国のクラウドサービスは危険だという認識に立ち,国家主権を維持するには国営のシステムを構築するしかないという考えのようだ。

しかし,外国製の通信機器類には必ず物理的なバックドアがあるから,もしブラジルがこの方針を徹底するのであれば,電子機器類の輸入を全面禁止し,全て自前でまかなうということにしなければならないだろうと思う。

インドでは,既にそういう方針をとっているわけだが,現実にはそんなに簡単なことではない。

さて,ブラジルでは・・・?


[このブログ内の関連記事]

 NSAは,ブラジル政府とメキシコ政府の通信も傍受して監視
 http://cyberlaw.cocolog-nifty.com/blog/2013/09/nsa-2892.html

 ブラジル:データ記録装置はブラジルの領土内に物理的に存在しなければならないという規則-グローバルなクラウドストレージサービスは違法行為となる
 http://cyberlaw.cocolog-nifty.com/blog/2013/08/post-432b.html

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