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2013年7月30日 (火曜日)

電子計算機詐欺などのサイバー犯罪の多くは警察に連絡されず本当の事件数がわからないとの指摘

下記の記事が出ている。

 UK 'losing fight' against internet crime, warn MPs
 BBC: 30 July, 2013
 http://www.bbc.co.uk/news/uk-politics-23495121

より正確には,誰も気づかないままにサイバー犯罪の被害者になっている例が非常に多いということを指摘したい。

とりわけ,OSやマシンにあるバックドアやセキュリティホールを使ったサイバー攻撃の場合,一般市民はもちろんのこと,警察でも情報セキュリティ専門家でも全く気づかないということが多々ある。

加えて,各種電磁波攻撃では,痕跡が残らないので,誰にもわからないままで終わってしまうということがある。

私は,これまで,財産犯型のサイバー犯罪,破壊型サイバー犯罪,諜報活動の相違によって対応を変えなければならないと主張してきたが,ますますもって現実にその必要性が高まっていると考える。

更には,外部からの攻撃と内部からの侵食とでは全く異なることがある。

これらをぜんぶまとめて「サイバー犯罪」や「サイバー攻撃」と名づけただけでは何の解決にもならない。

タイプに応じた対応が必要なのだ。

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