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2013年3月 2日 (土曜日)

iCloudメールでは,問題のあるメールのフィルタリングの自動削除機能により,送付先に届かないものが増えるかもしれないとの懸念

下記の記事が出ている。

 iCloud e-mail “censorship” thanks to overzealous spam filtering
 ars technica: March 1, 2013
 http://arstechnica.com/apple/2013/02/icloud-e-mail-censorship-thanks-to-overzealous-spam-filtering/

iCloudではないが,試しにいろんなサービスを利用してみて,単なる「懸念」ではなく現実にはそうだということを経験することが少なくない。自動フィルタリングと言っても,所詮は人間がつくったソフトウェアによる処理になるので,そのソフトウェアをつくる人間の知性のレベルが低ければ,結果的に「トンデモウェア」ができあがってしまうことになる。このことは,電子メール関連のソフトウェアだけでなく,OSを含めおよそ全てのソフトウェアについて言うことができる。

ちなみに,将来のことではなく今の状況について言うと,現在あるフィルタ機能の多くは不完全であり,マルウェア付のメールやらスパムやらが毎日どんどん届く。フィルタでブロックできていないのだ。現時点では,そういった面での問題のほうが多いかもしれない。

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