企業の機密情報に対する従業員からのアクセスがなっていないとのSymantecの調査結果
下記の記事が出ている。
Is IP Theft Ever OK?
eSecurity Planet: February 6, 2013
http://www.esecurityplanet.com/network-security/is-ip-theft-ever-ok.html
Symantec report: Many employees are OK with stealing corporate data
ZDNet: February 6, 2013
http://www.zdnet.com/symantec-report-many-employees-are-ok-with-stealing-corporate-data-7000010941/
あくまでも可能性の問題としては,今後,従業員の退職時に記憶を完全に消去してしまうようにするための装置や化学薬品の研究・開発が進められるかもしれない。そして,従業員よりも大きな問題が発生するのは執行役員なので,執行役員に対しても退職時には記憶消去の処理がなされるようになるかもしれない。すると,ほとんど廃人同様になる。転職の可能性がゼロになるというだけではなく,退職後には全員精神病院で暮らすことになるという悲惨な結末が待っている。あまりにもミゼラブルだ。
結局,本質に戻って考えてみると,特定の種類の情報について,それを「秘密のものとして守ることは本当にできるのか?」という問題を考えてみる必要がある。
そして,その特定の種類の情報について,もし守ることなどできないのだとすれば,それは企業秘密ではない。その種の情報については,何か別の取り扱いのあり方を検討してみる価値がありそうだ。
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