シュテファン・ツワイク『ジョゼフ・フーシェ―ある政治的人間の肖像』
私の愛読書のひとつ。
実在の人物を素材としてつくられた小説の中でこれ以上優れた作品はないのではないかと思う。
実際のフーシェが本当にそういう人であったのかどうかは誰も確かめようがない。しかし,もしそうであったとしたら,世界に二度と現れないタイプの人物であったことになるのではないかと思う。
有名な川路利良が信奉したということでも知られており,なるほどと思う。
大学の受講学生には一読を勧めている。しかし,読もうとする学生はあまり多くないようだ。残念だ。
| 固定リンク
« 米国:ブッシュ政権による拷問計画がOpen Society Foundationsによって暴露されたらしい | トップページ | EU:ACTAを廃棄した欧州で,著作権のあるコンテンツをライセンスするための新たな枠組み構築の動き-Licences for Europe »
コメント