サイバー犯罪の研究(三)-通信傍受に関する比較法的検討-
下記の論文が掲載された明治大学法学部の紀要が発行された。
夏井高人「サイバー犯罪の研究(三)-通信傍受に関する比較法的検討-」
法律論叢85巻6号363~420頁
2013年2月28日
目次構成は次のとおり。
一 はじめに
二 通信傍受に適用可能な日本国の法令
1 法制の全体構造
2 通信関連法
(1) 通信の秘密の意義
(2) 侵害の態様
(3) 電気通信事業法上の罰則
(4) 有線電気通信法上の罰則
(5) 電波法上の罰則
3 刑法(不正指令電磁的記録)
(1) 不正指令電磁的記録の該当性
(2) 処罰可能な行為
4 個人情報保護法
5 不正競争防止法
6 通信関連法違反の罪と他の罪との罪数関係
(1) 支払用カード電磁的記録に関する罪との関係
(2) 不正アクセス禁止法違反の罪との関係
(3) 不正指令電磁的記録に関する罪との関係
三 海外の主要法令
1 アメリカ合衆国(連邦法)
2 オーストラリア(連邦法)
四 まとめ
| 固定リンク
« 米国:AnonymousがBank of Americaをハックして入手した膨大な量のデータをリークしたようだ | トップページ | オーストラリア:ABCのサイトがハックされ,多数の個人データが奪われたらしい »
コメント