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2013年2月16日 (土曜日)

米国:大手通信会社は,商業宣伝広告で約束しているとおりのレベルでインターネットへの高速アクセスサービスを提供できているか?

下記の記事が出ている。

 AT&T And Other Internet Providers Still Not Delivering Advertised Speeds: FCC
 Huffington Post: February 15, 2013
 http://www.huffingtonpost.com/2013/02/15/att-internet-speeds-fcc_n_2696644.html

 FCC report: Broadband providers mostly meet advertised speeds
 Hill: February 15, 2013
 http://thehill.com/blogs/hillicon-valley/technology/283429-fcc-report-broadband-providers-mostly-meet-advertised-speeds

FCCの報告書によれば,ピーク時でもかろうじて高速アクセスを確保できているらしい。

・・・ということは,今後,利用者の増加に伴い,(通信会社が物理回線や基地局の増設を含めかなり大規模な設備投資をしない限り)アクセス速度が劣化することはあっても改善されることはあり得ないということを意味していると理解するのが正しい。

FCCは,当然そうなるだろうと予測しているから,意識的にこの時期に報告書をまとめて公表したのではないかと思われる。

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