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2013年1月 4日 (金曜日)

細菌の免疫機能を応用したヒトの遺伝子の分析技術

下記の記事が出ている。

 Bacterial “immune system” used to engineer human DNA in human cells
 ars technica: January 4, 2013
 http://arstechnica.com/science/2013/01/bacterial-immune-system-used-to-engineer-human-dna-in-human-cells/

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(余談)

この記事とは一応関係のない話題。

独立した人間の器官または組織の一部に遺伝子組み換え等により増殖した特殊な細胞を植え付けても,当該人間の独立性が維持されている限り,その細胞は元の人間の一部に過ぎないと考えるのが普通だろうと思う(理論的には,複数の異なる生物の共生体であるとも考えられ得る。)。

これに対し,自己増殖能力のある細胞として存在する場合は別だ。例えば,増殖すると受精卵のような状態となり,それを他の哺乳動物等の子宮内に植えつけると成長し出産にいたるような場合がその典型例だと考える。理論的には,シャーレやガラス瓶等の中で成体まで成長する場合でも全く同じだ。

後者のような場合において,ちょっとでも細菌のようなヒトではない生物の遺伝子を組み込んだヒトの遺伝子は,要するに,細菌とヒトとの雑種としての新種生物なので,ヒトではない。ヒトではないので,法的権利義務主体とはなり得ず,単なる「物体」として扱われる。そして,それは野生種でもないので(人工生物),自然保護法の適用対象ともなり得ない。外見上ヒトそのものであり,自由に思考できたとしても,ヒトではない。だから,仮に破壊しても殺人罪ににはならず,器物損壊罪だけが成立する。

楽しい未来が待っているのだろう。

・・・と,このような話題を提供すると,民法関係の学者の中には著しく情緒的な反応を示す人がいる。理性的かつ理論的な考察は不可能と考え,最近では一切話題にしなくなった。

情緒などどうでも良いのだ。

どう定義するかが大事だ。

最近では,数学的思考(特に集合)のセンスのない人,ある理論的結論を採用した場合におけるその理論の副作用を事前に推知することのできる社会文脈的思考のセンスのない人等とは一切会話しなくなった。時間の無駄だと悟ったからだ。

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