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2013年1月14日 (月曜日)

フェミニスト(Feminists)対性転換者(transsexuals)

下記の記事が出ている。

 Feminists versus transsexuals: Julie Burchill, Suzanne Moore and The Observer spark civil war on the Left
 Telegraph: January 13, 2013
 http://blogs.telegraph.co.uk/news/timstanley/100197903/feminists-versus-transexuals-julie-burchill-suzanne-moore-and-the-observer-spark-civil-war-on-the-left/

あくまでも一般論だが,今から10年くらい前のレベルでの「ジェンダー論」は,現時点では全く無意味・無力(場合と文脈によっては有害)となっていると考えられる。

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(余談)

ジェンダー論やフェミニズム等の議論が全く必要ないとは言わない。

しかし,現時点で考えなければならないことは,人類がロボット(または一部サイボーグ化されたヒトまたは遺伝子組み換えにより生成されたヒト的生物または人工生命体)によって滅ぼされてしまうかもしれないという,より大きな問題だと思う。

少なくとも,近未来において,生体としてヒトの繁殖行為はあまり意味がなくなってしまうだろうと思う。ヒトは,必要に応じて遺伝子を選択または加工された上で,工場で生産されるようになる。そのようになると,ヒトの性行為は単なる快楽のための手段の一つに過ぎなくなってしまうので,結婚や家族という社会制度もなくなってしまうことだろう(性衝動を惹起させるホルモンを分泌するための遺伝子が人工的に消滅させられるような事態を想定すると,そもそも性衝動のない状態が生ずると考えられる。その場合,ヒトの集団は,単なる家畜の集団とあまり変わらなくなることだろう。)。

ホモサピエンスの「性」を論じるベースが喪失してしまったのでは,どうにもならないということを悟らなければならない。

もっとも,超巨大地震,超巨大津波,超巨大火山噴火等によって人類の大半が死滅してしまう場合には,原始時代に戻るので,議論をすべき余地がそもそも消滅してしまうということもあり得る。

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